新しい自分になるために

年商ん億円の経営者。 最終的にお金よりも自分の生き方を選び、時代に合わせた仕事のスタイルを追及。 現在は主に海外を軸にグローバルで他人を気遣いするビジネスをせずに自由な個性あるスタイルを展開。 その中で過去の間違い・気付きを日記形式で書かせて頂いております。 HP.http://tokyo23.strikingly.com/

支払うお金が無い

まずい!

 

会社経営をしてしまうと1度は直面してしまう問題。

これは経営者だけではなく、個人にも言えることだとは思いますが、お金は使えば減るもので

その使い方に問題があるというのも1つの理由ですが・・・

「まずい!」と気付いた時は既に遅い訳なので反省会をしても仕方がありません。

 

1. 支払うのか?

2. リスケするか?

3. 踏み倒すのか?

 

毎月100万円前後の銀行関係の支払いがありましたので、25日(支払日)前になれば

夜も眠れない日が続いた事があります。

もちろん!当時は何も知らなかったので、支払わなければ取引停止や、一括返済等の

大事になる可能性があるということを気にしていたので、よく意味が分かっていないのに・・・

人一倍、責任感だけはあり、支払いができそうもない時は自己資金を出したりして対応を

していましたが、そんなことをしても、その月は解決しても来月はすぐに訪れる訳ですので

根本的な解決にはなりません。

しかも、お金を生み出す(利益)確保の保証もアイデアもなかったので、1ヶ月以内に

売上げを上げて銀行へスムーズな支払いが可能か?といえば正直無理でした。

いわゆる「自転車操業」になっておりました。

 

来月になれば、まとまったお金が入ってくる。

金融モノのTVや映画を見ていると町工場のオヤジが上記のようにリスケや借り入れの

お願いを金融屋にしている姿がよく映し出されていますが、結論からいえば

この時点で勇気を出して会社を潰せばいいと思うんです。

社員の給料、支払い等を気にされるかも知れませんが、自分の人生が大切でしょう。

お金は無いものはないんですから割り切るのが1番であり、個人的に金銭の貸し借りを

しているのであれば、そりゃ相手の生活もあるかも知れませんが、銀行やカード会社等の

大手機関に対して、何を責任感があるのでしょうか?

これを見れば、大手の金融機関さんは怒るのは当然ですが自分のお金だったら

夜中でも法律でも関係なく取り立てるぐらいの根性じゃなきゃ今のご時勢やれません。

雇われな訳ですので残業しても夜10時には家に帰る訳で、取り立てられなかった事が原因で

家庭崩壊や首になるっていう企業はありません。

それにお金が無い人に対して「払ってくれ」と言っても時間と労力の無駄です。

 

1. 督促・催促

いわゆる「取立て」ですよね。訪問・電話・手紙で催促してきます。

財産調査・裁判

法律的な手順を踏まなければならないので簡易裁判所での手続きが必要で

裁判をして勝てば差押えることが可能となります。


財産の差し押さえ

 

取立ての電話や手紙は嫌なものですが暴力や命を狙われたりはしません(笑)

私に言わせれば「それぐらいいいじゃないですか?」という感じであり気になりません。

その後ですが、銀行や個人ですとカード会社等は、裁判所の許可無く差押え等は

できませんので法的手続きを取る準備をする訳です。

裁判所は中立的な立場ですので「和解」を原則的に求めてくるので、その際に

月○円なら払えます!なんて言って分割交渉も可能かと思うのですが、先々のことを考えれば

支払うお金も無いのに、簡単に月○円払います!なんて約束はできません。

「支払いの意思」というのは約束ですので正直いえば、お金が無いのに約束は無理です。

口だけなら何とでもその場は誤魔化せますが、先々を考えても負担になるのは間違いはなく

もう裁判所に行くのも面倒になり、そのままにしていましたら・・・

決定が下されて全額払わなければ差押えをします!みたいな通知が届きました。

 

1. 銀行口座の差し押さえ

まずは先に銀行口座を押さえてきます。

私の場合は小銭しか入っていないので、押さえられてもって感じですが押さえられました。

 

2. 財産の差し押さえ

車や不動産・絵画等ですが残念ながら何もありません。

 

自宅には高価なモノといえばTV、パソコンぐらいで他はベッドやブランド品の中古バック等で

特に何もないんで、取られても平気ですが、よほどの人物(法人)で無い限りは

今のご時勢は自宅に執行官がきて差し押さえするということはありません。

生活用品や賃貸(自宅)を追い出されたら生活どうするんですか?という話であり

そこまで鬼のことは今のご時勢しないんですよ。

 

ここまで支払いをしていなくても(約半年以上)会社としては普通に経営していました。

固定電話には催促の電話が多くなっていましたが、番号を分かっていたので出なかった

というのが答えで、督促の手紙は中を開けませんでした。

話を聞けば「いい度胸だ」って思われるかも知れませんが、お金が無いものは無いですし

他から借りても、今度は他様に対して払えなくなるだけなので、これが適切かと思います。

事業計画(返済計画)を出してリスケを狙うのも手ですが、現実的に半年で景気回復なんて

ありえませんし精神論で考えれば「努力」「根性」「気合」な訳ですが、無理でしょう。

それにビジネスですので0円から100万円稼ぐよりも1000万円から1100万円稼いだ方が

原資がある訳ですので遥かに楽であり、0円から稼ぎ出すのは厳しいのが現実。

精神論では先々はやっていけないので、ここは無理せずに未来を考えた方が

良いというのが私の答えでした。

 

正当な意見であれば、放置しても支払い義務は発生するという教科書通りの

内容かも知れませんが、一生涯お金が無ければどうなんでしょう?

時効まで粘る!なんて思いませんけども、一生涯「差押え」が続くとは思わないんですが・・・

 

流石にここから先は、個人的にご相談下さい。

http://tokyo23.strikingly.com/

 

<まとめ>

1. 払えないのに無理はするな

2. 責任感はお金じゃない。

3. 未来を考え賢い行動をせよ。