ビジネスのアイデア（１）

過去の話をお話をしますが、迷惑メール（出会い系等）が流行っていた時期がありました。

キャリアメール（@docomo等）全盛期だった頃に無作為に出会い系のメールが何通も届き

その度にドメイン指定等を行いブロックしていたという経験はないでしょうか？

アイデアを考えた当時は法律もありませんでしたので「無法地帯」状態でしたが

いつかは対策をされるというのは分かっており、キャリア側でブロックされる事が多くなる事が

予想できましたので、一歩上手をいく配信方法を編み出していました。

※先に断りますが、迷惑メール業者ではありませんし、配信すらした事はありません。

実は日本はキャリアメールが当たり前というか盛んですが他国はSMSであり

電話番号同士のショートメッセージであり、現在のTwitterのように文字数制限がありましたが

手軽に国際発信（SMS)ができて便利が良かったりしました。

日本だけがemail（特にキャリアメール）にこだわりがあるようで、これは他記事に書きますが

私は海外に舞台を移して、日本と仕事をしていたので日本は孤立したSYSTEMで

携帯電話を楽しんでいる感があるような気がしてなりませんでした。

話を戻しますが、迷惑メール対策をされれば、当然ながら送信できない訳で

広告業者は大打撃を食らうことになります。

当時は配信SYSTEMや配信会社側は莫大な利益を生み出していましたので

一時的に「おいしい」仕事ではありました。

恐らくは稼いでる人は１億円以上は稼いでいたのではないのでしょうか（配信・SYSTEM）

出会い系には全く興味はありませんでしたが、そのSYSTEMに興味があり

色々と海外で考えていましたら、身近な気付きがあった訳です。

私は当時は某国にいました。

その国の銀行口座を使っていた訳ですが登録の際に電話番号（携帯）を記入する欄があり

番号を記入すると振込み・お知らせがあればSNSで通知してくれるSYSTEMでした。

実際に振り込まれたら即座に銀行からSMSが届きました。

「銀行だから何かキャリアと組んで大きなSYSTEMを組んでいるんだろう」と思いましたが

エンジニアに聞いたら「簡単だよ」ということで、例えばショッピングモール等に設置も可能

ということも聞かされて、日本のメール配信に使えないか？と考えた訳です。

しかし・・・

そこには大きな壁がありました。

日本は3Gという通信規格、その国は別の通信規格を使っており、3G対応の機材が無く

諦めかけていましたが、技術的には難しくは無いようで部品調達ができれば製作可能という

事になり製作をする事にしました。

実際に機材が完成した訳ですが、開発費はわずか400ドルで製作できましたが

ソフトウェアに時間と労力が掛かり、結局は7000ドルぐらいの経費を使いました。

090-0000-0000又は080-0000-0000からスタートして1ケタずつ数字を増やしていき

配信する訳ですが、流石に日本でやってしまえば怖い事になりそうになり

大儲けできた筈ですが、完全な裏家業みたいな感じになるので

開発だけして終らせた経験があったりします。

その当時はまだネガティブ精神も多くあったので、他人を気にする気遣いがありましたが

恐らくは今だったら当たり前のように大量生産をして、業者に高値で売っていたでしょうけども

これも時代の流れで、今は流行りません。

アイデアというのは意外な部分から出てくるもので、時にはグレー系のこともでてきます（笑）

しかし、アイデアというのは時代に合わせたコトであれば特に時期モノですので

考えるよりも先に行動しなければ、すぐに古くなるのでご注意を！

<まとめ>

1.　マンネリ化したら遠くへ行き視点（目線）を変える。